困睡は「疲れて寝ること」。
疲れたから寝るという言い方もできるでしょう。
このような状況はよくあるものの、言葉の知名度はあまり高くないと評価できます。
困憊は「困ったうえで疲れ果てること」。
何らかの状況において困っており、さらに疲れを感じているケースで使う言葉です。
疲労困憊という言い方が有名であると評価できます。
「困睡」の意味
困睡とは、疲れて寝ることです。
体力的に消耗しており、だからこそ寝るという状況で使っていく言葉になります。
そんなにメジャーな言い方ではない可能性がありますし、そういった点はきちんと把握しておきましょう。
でも、多くのシーンで使っていくことができる可能性はあります。
実際はほとんど使用されない状況と言えますが。
「困憊」の意味
困憊とは、困ったうえで疲れ果てることです。
何かに困っているからこそ、結果的に疲れ果てるという状況はありますし、使用できる機会はそこそこあるでしょう。
でも、たいていは疲労困憊という言い方をするケースが多いと思われます。
これに関しては聞いたことがある人はかなり多くいますし、馴染みを感じやすいと評価できると思われます。
「困睡」と「困憊」の用法や用例
「困睡と言えるケースはよくある。
特に最近は仕事がかなり忙しくて、家に帰るのが遅い状況だから、疲れてすぐに寝てしまう状況が多々あると言えるわけだ。」
「今回の問題はかなり難しい。
解決に至るまでには相当な時間がかかってしまうだろう。
そういう意味では、疲労困憊の毎日が続いていて、大変な状況であると言えるんだ。」
困睡と困憊は意味はやや似ている
困睡と困憊は表記はそこそこ似ており、意味も似ている箇所があります。
両者ともに疲れているケースで使っていきますから、そこは共通点になるのです。
困憊に関しては、疲労困憊という言い方で見聞きするケースがあるでしょう。
しかし、困睡については、日常的に見聞きしづらい言葉になるので、ここは区別しやすい箇所になります。