茶坊主は「権力者に阿り、その威を借りて偉そうにしている人のこと」。
そういった人に対して使いますが、揶揄するような意味合いがあるので、そこは知っておいた方がいいです。
腰巾着は「目上の人のご機嫌をとりながら、その人のそばで従っている人のこと」。
茶坊主の意味に結構近いです。
でも、こちらの方が知名度は高いです。
「茶坊主」の意味
茶坊主とは、権力者に阿り、その威を借りて偉そうにしている人のことです。
権力者の力を借りている、その人のご機嫌をとっているなどの部分が見られる人に対して使っていく表現になります。
茶坊主という言い方はそんなに有名ではないでしょう。
知っている人はいるかもしれませんが、少数派と言える可能性が高いと思われます。
「腰巾着」の意味
腰巾着とは、目上の人のご機嫌をとりながら、その人のそばで従っている人のことです。
意味としては、茶坊主にかなり近いのではないかと思われます。
明らかな意味の差はないので、そこは理解しておきましょう。
知名度においては、こちらの方が高いはずです。
腰巾着という言い方は多くが聞いたことがあると言える可能性が高いです。
「茶坊主」と「腰巾着」の用法や用例
「茶坊主と言える人はたまに見かける。
権力者に阿ったうえで、その力を借りようとしている状況である。
このような人は少数派かもしれないが、現実的に確認できると言える。」
「腰巾着という状況は、本人にとってはそれなりにメリットがあるだろう。
だからこそ、そういう態度でいるわけだ。
それが好きではないという人もそれなりにいるのだろうが。」
茶坊主と腰巾着は知名度に差がある
茶坊主と腰巾着は意味はそれなりに近くなっており、大きな差はないと言えるはずです。
だから、意味においては区別しづらいと感じられる可能性があるでしょう。
しかし、知名度的には腰巾着の方が高いです。
茶坊主という言い方はあまり知られていませんし、相対的に使われづらいと言えるでしょう。
そこは大きなポイントになってきます。