大上段は「刀を頭の上に振り上げたうえで、相手を威圧していくこと」。
主に剣道において使われている言葉になります。
なかなか見聞きしない表現になります。
高圧的は「一方的に相手を抑えつけたうえで、従わせていくこと」。
権力などを使って、そのような態度をとっていくときに使っていくことが多い言葉になります。
大上段よりは有名です。
「大上段」の意味
大上段とは、刀を頭の上に振り上げたうえで、相手を威圧していくことです。
この言葉は剣道において使用されることが多く、それ以外ではほとんど使われない可能性が高いです。
したがって、日常的にはまず聞かれない言い方になるでしょう。
知名度はあまり高くないですし、どうしてもほとんどの人たちはこの言い方を知らないと評価できます。
「高圧的」の意味
高圧的とは、一方的に相手を抑えつけたうえで、従わせていくことです。
威圧するような状況なので、大上段の意味に似ていると言えるものの、こちらは日常的に使うことがしやすいです。
剣道以外の場面でもよく使用されている表現になるので、そこはしっかりと頭に入れておきましょう。
こちらは知名度はかなり高いでしょうし、多くが知っています。
「大上段」と「高圧的」の用法や用例
「剣道においては、大上段と言える構えがある。
こういったものを見たことがある人は多いのではないか。
剣道にそんなに詳しくないとしても、知っている人はいるだろう。」
「高圧的な態度で接してこられると、どうしても避けてしまうような状況がある。
実際、そういう人に関しては、どうしても近づきがたい雰囲気を感じるわけだ。」
大上段と高圧的は意味はやや似ている
大上段と高圧的については、意味はそこそこ近くなっています。
ともに威圧するような部分があるので、そこは共通しています。
しかし、大上段は主に剣道において使用する言葉になりますけど、高圧的はそれ以外の場面でも使用が可能であり、より幅広く使っていくことができると思われるのです。
そこはきちんと頭に入れておいた方がいいです。