張り裂けるは「膨らみ過ぎて破れてしまうこと、悲しみや苦しみなどで心が一杯の状態になること」。

割と有名な言い方であり、多くが知っている状況でしょう。

はち切れるは「中の状況が一杯になることで裂けて切れること、溢れ出てくること」。

張り裂けるの意味にちょっと似ていますし、同じようなシーンで使うことがしやすいと言えます。

「張り裂ける」の意味

張り裂けるとは、膨らみ過ぎて破れてしまうこと、悲しみや苦しみなどで心が一杯の状態になることです。

心を対象にすることがあるので、そこは大きなポイントになります。

実際、この表現はたびたび使用されていますから、多くの人たちが聞いたことがあります。

知名度は結構高いので、そこは頭に入れておいた方がいいでしょう。

「はち切れる」の意味

はち切れるとは、中の状況が一杯になることで裂けて切れること、溢れ出てくることです。

意味は張り裂けるにそこそこ近いです。

明らかな意味の差はありませんし、同じような意味で使っていくことができる点は重要であると評価できます。

知名度的にも似ていると言えるので、全体的に差を見出すことは厳しいと言えるのではないかと思われます。

「張り裂ける」と「はち切れる」の用法や用例

「あまりにも悲しい出来事があったときには、その部分がずっと頭の中に残り、胸が張り裂けそうな感覚になるだろう。

時間が解決してくれるとは思うけど。」

「緊張感が極限までいくと、はち切れそうな雰囲気を感じる。

そういう状況は滅多にないけど、人生においては、そのような感覚になるシーンが何度かあるのではないかと思うんだよ。」

張り裂けるとはち切れるは使用する場面が違う

張り裂けるとはち切れるについては表記はそこそこ似ていますし、意味も似ている箇所があるでしょう。

したがって、同じような意味に感じられる可能性があります。

ただ、両者は使用する場面はやや異なっていると言える可能性があるでしょう。

そこは重要な点になるので、きちんと頭に入れておく必要があるのではないかと思われます。

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