当局者は「ある事柄について処理する、取り扱っている人のこと」。
その事柄について一任されているような、専門的に取り掛かっているような人という意味で使います。
当事者は「何らかの物事に関係している人のこと」。
ある物事の関係者という意味で使っていく言葉になります。
当局者の意味とはちょっと違いがあると言えるでしょう。
「当局者」の意味
当局者とは、ある事柄について処理する、取り扱っている人のことです。
当局者と言える人は、世の中では結構多いはずですが、このような表現を知っている人はあまりいません。
また、実際に見聞きする機会も少ないでしょう。
そこは頭に入れておいてほしいです。
日常的にはまず使われないので、親しみを感じづらい言い方になります。
「当事者」の意味
当事者とは、何らかの物事に関係している人のことです。
関係している人になるので、関係者という言い方もできるでしょう。
当事者という言い方はそれなりにメジャーであり、多くが知っている状況です。
実際にこの言い方を使っている人も多くいるはずですし、多くの人たちが馴染みを感じられるという状況ではないかと思われます。
「当局者」と「当事者」の用法や用例
「当局者については、特定の事柄を処理したり、取り扱っている人という意味である。
このような言い方はマイナーであり、あまり使われていない状況だ。」
「当事者であれば、特定の事柄についてかなり詳しいはずだ。
だから、第三者に説明をすることもしやすいだろう。
彼らから話を聞いていくのが先決であると言えると思うんだ。」
当局者と当事者は知名度に差がある
当局者と当事者に関しては、表記がまず結構似ています。
また、意味に関しても一応似ている箇所はあるはずです。
でも、区別できる箇所もあるため、そこはちゃんと理解しておきましょう。
そして、両者は知名度に関して、分かりやすい違いがあります。
当事者はかなりメジャーな表現ですけど、当局者は知っている人は少ない状況です。