ご足労は「来てもらったことに対して敬意を表す意味のこと」。
向こうからこちらの方に来てくれたことに対して、感謝するような意味も含まれていると言えるでしょう。
ご面倒は「面倒をかける状況に対して、相手に敬意を表す意味のこと」。
相手に対して敬意を表明する、申し訳なく思っているなどの部分を含んでいるケースで使っていく言葉です。
「ご足労」の意味
ご足労とは、来てもらったことに対して敬意を表す意味のことです。
向こうからこちらにわざわざ来てくれたという状況があったときに、使用することが多い言葉になります。
こういう表現は日常的に使用されており、多くの人たちが知っている、聞いたことがあるでしょう。
自身で使うケースもたまにはあると言えるかもしれません。
「ご面倒」の意味
ご面倒とは、面倒をかける状況に対して、相手に敬意を表す意味のことです。
意味はご足労に近いですが、こちらの方がより多くの場面で使っていくことができる可能性があるでしょう。
そこは知っておきたいポイントになってきます。
知名度的にはご足労とあまり変わらないと言える可能性が高く、そこに関しても理解しておいた方がいいです。
「ご足労」と「ご面倒」の用法や用例
「ご足労をおかけして、申し訳ありませんでした。
ただ、こうやってわざわざ出向いていただいて、こちらとしても本当に嬉しい限りであると感じています。」
「今回は上司のフォローのおかげで、なんとかミスが最小限で済んでよかった。
でも、ご面倒をかけてしまった点については、非常に申し訳なく思っている状況ではあるのだが。」
ご足労とご面倒は意味は微妙に違っている
ご足労とご面倒は意味はやや異なっています。
ただ、似ている部分はちゃんとあると言えますが。
基本的にはご面倒の方が多くのシーンで使っていくことができるのではないかと思われます。
ご足労も使うことができるシーンはちゃんとあるものの、使用可能なシーンがやや限定的であるため、そこは覚えておいた方がいいのではないかと思われます。