「常連」は、その興行場・飲食店などに、いつも来る客です。

英語では「a customer」「a regular」「a frequenter」で表されます。

「いつも訪れる客」という意味の場合「a customer」「a regular」を使います。

「しばしば訪れる客」という意味の場合「a frequenter」です。

「彼はこの喫茶店の常連だ」は「He is a regular customer at this coffee shop. 」です。

「芝居の常連」は「a frequent theatergoer」です

「馴染み」は、なれ親しんでよく知っていることです。

英語では「a customer」「a regular」「acquaintanceship」で表されます。

「その店に何度か行くうちにご主人となじみになった」は「During the course of his visits to the shop, he struck up acquaintance with the proprietor. 」です。

「常連」の意味

「常連」は、以下のような意味です。

①いつも一緒に行動する仲間をいいます。

②その興行場・飲食店などに、いつも来る客です。

「常客」と同じ意味です。

※「定連」とも書きます。

以下のように使います。

彼はこの店の常連だ 多くの常連を待つ 投稿欄の常連だ

☆theatergoer
名詞です。

「芝居好き」「芝居の常連」という意味です。

☆theatergoing
名詞の意味は「芝居見物」「観劇」です。

形容詞の意味は「芝居好きの」です。

「馴染み」の意味

「馴染み」は、以下のような意味です。

①なれ親しむことです。

なれ親しんでよく知っていることです。

また、その人です。

   平治物語に「年来の御馴染みに~問ひ奉らむ」とあります。

②長年連れ添った夫、または妻を指します。

   好色一代男(2)に「馴染みに別れての当座は」とあります。

③同じ遊女に通い馴れた客をいいます。

吉原では3度目以降の客をいいます。

以下のように使います。

彼はこの店のお馴染みだ 多くのお馴染みを待つ あの遊女の馴染みだ お馴染みの歌

関連語

「上得意」は、いつも多く購入してくれるような大事な客です。

「Aさんは、家の上得意です」のように使います。

「常得意・じょうとくい」は、いつも変わらず利用してくれる客です。

「毎日買いに来る常得意の奥さん」のように使います。

「上客」は、大きな利益をもたらす大切な客です。

「医者や弁護士がここの上客だ」のように使います。

「常連」 はその興行場・飲食店などにいつも来る客、「馴染み」は なれ親しんでよく知っていることです。

「得意」「顧客」「常客」「常連」「馴染み」は、類語です。

「上得意」「常得意・じょうとくい」「上客」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「よく買ってくれたり、利用してくれたりする、事業主にとってありがたい客」です。

「常客」「常連」は、「いつもその店に来る客」という意味です。

「常連」は、飲食店・興行場・酒場などの客をいいます。

また、「常連」には「いつもそこに顔を出す」という意味もあります。

「馴染み」は、「馴染み客」「お馴染み」の形で使います。

「得意」は「よく利用し利益をもたらす客」という意味ですが、「馴染み」は「利益はそれほどでもなくても慣れ親しんだ客」という意味です。

おすすめの記事