先達は「自分より先にその道を究めた人のこと。」
「大先輩」と言い換えると分かりやすい。
先輩は「自分より先にその道に入った人のこと」。
「経験者」と言い換えると分かりやすい。
「先達」は元々寺社や霊山の参詣者の道案内を行っていた人を指す言葉でしたが、芸事や学問の先駆者、師匠などのことを言うようになったものです。
「先輩」はその道の経験者を言います。
「先達」は先駆者、師匠
「先達」はその道に先に入り、一定の域に達した人たちのことで、また、後進の指導を行える人達のことです。
芸の世界では師匠と言われます。
発祥は平安時代に熊野三山を案内した道先達と言われています。
のちに寺社や霊山への案内役を言うようになりました。
その道の草分け、先駆者、開拓者、先覚者、大先輩、師匠などと言われる人たちのことを言います。
「先輩」はその道の経験者
「先輩」は少しでもその道に先に入っている人たちのことでその道の経験者と言うべき人のことを言います。
学校の上級生、卒業生、会社のベテラン社員、先に入社している社員、運動部での先輩などそれぞれの道に先に入っている人のことを言います。
元々は「先に生まれた人」と言う意味で、本来、自分より目上の人と言うことです。
「先達」は大先輩
「先達」と呼ばれる人たちはその道の「大先輩」に当たる人でもあります。
既にある分野はもちろん、新たに開拓される分野での「先達」は「大先輩」でもあるのです。
例えば、運動部でその部の創設に尽力した人、はるか昔に大会で制覇を成し遂げた人などは現役の「先輩」ではなく、「先達、大先輩」と仰ぐべき存在なのです。
「草分け」と言われる人も「先達、大先輩」と言えます。
「先達」と「先輩」とは
「先達」は有る分野での先駆者、開拓者、先覚者などのことで、「先生、師範、師匠」などに当たる人を言います。
元は、寺社や霊山に参詣する人のために道案内をした人を言いました。
「先輩」は学校や会社などで裂き似その分野に入った目上の人のことで、その分野の経験者、指導者でもあります。
「先達」は「大先輩」と言うこともできます。