妙理は「不思議な道理のこと」。
道理としてはなんとなく違和感がある、普通とは違うといったケースで使う言葉になります。
たまに見聞きする表現と言えるでしょう。
妙諦は「優れた真理のこと」。
真理と言えるものの中でも、優れていると評価できる場面で使っていく言葉になります。
妙諦という表現はあまり知られていないと言えます。
「妙理」の意味
妙理とは、不思議な道理のことです。
道理に対して使う言葉ではありますが、なんとなく違和感があると言えるようなシーンで使っていく表現になると言えます。
妙理と言えるシーンは実際にあるものの、あまり有名な言い方ではないので、実際にこのような言葉を見聞きするケースはそこまで多くないと評価できると思われるのです。
「妙諦」の意味
妙諦とは、優れた真理のことです。
こちらは真理に対して使用する言葉になりますから、そこは大きなポイントになるでしょう。
その点において、妙理とは意味は違っています。
表現はそれなりに近いと言えますけど、意味で区別ができるという点はポイントになります。
妙諦に関しても有名な言い方ではないので、そこは知っておくべきです。
「妙理」と「妙諦」の用法や用例
「世の中には妙理と言えるものもある。
道理に関して、かなり不思議に思える状況もあり得るんだ。
つまり、どんな道理でも素直に受け入れられるとは限らないわけだ。」
「真理という部分は世の中に多くあると思われるが、その中でも特に優れたものは妙諦と言われる。
ただ、具体的にどれがそれに当たるかの判断は難しいと言えるが。」
妙理と妙諦は意味で区別ができる
妙理と妙諦は表記はそこそこ似ていますが、意味は同じではありません。
したがって、そういう部分においては、差を感じやすいと言えるのではないかと思われます。
また、これらの言い方はともに知名度は低いでしょう。
日常的にはあまり使用されない言葉になるので、両者はどうしても馴染みを感じづらい部分があると評価できます。