要諦は「物事における大事な部分のこと」。
こういった意味ですから、普段のいろいろな場面で使うことができるでしょう。
でも、知名度はあまり高くありません。
要所は「大事と言える箇所のこと」。
要諦の意味とほぼ同じなので、そういった部分で区別をしていくことは厳しいと言えるでしょう。
ただ、要所の方がメジャーと言えます。
「要諦」の意味
要諦とは、物事における大事な部分のことです。
物事の中で特に肝心と言える箇所に対して使用するため、使える場面については多くあると思われます。
しかし、実際に使う人はほとんどいない可能性があるでしょう。
どうしてもマイナーな表現であるため、知っている人は多くないですし、それだけ見聞きしづらい面があると言えます。
「要所」の意味
要所とは、大事と言える箇所のことです。
大事な部分を意味する言葉であるため、要諦の意味にかなり近いと言えますが、基本的には要所の方が有名な言い方になるので、そこはポイントです。
要所は日常的に見聞きする機会がそれなりにあると言えるはずですし、馴染みを感じられる人も多くいるのではないかと思われる状況でしょう。
「要諦」と「要所」の用法や用例
「物事において、特に重要と言える部分は要諦と表現することがあるが、実際はあまり使われないだろうな。
ただ、そういう言葉もあるという点は知っておいた方がいい。」
「ピッチングというのは、ヒットは打たれてもいいが、きちんと要所では抑えていくことが大切だ。
とにかく失点しないことに努めていくといいのではないかと思われる。」
要諦と要所は意味はほぼ同じ
要諦と要所は意味はそんなに変わりません。
ともに大事な部分といった意味で使うことができる言い方になるので、そこは知っておいてほしいです。
ただ、要所はたまに見聞きすると言えるものの、要諦はほとんど使用されないという言い方が可能でしょう。
知名度に関してはそれなりに差がありますから、ここに関して覚えておきましょう。