傘寿は「80歳のお祝いのこと」。
「80歳」と言い換えると分かりやすい。
卒寿は「90歳のお祝いのこと」。
「90歳」と言い換えると分かりやすい。
「傘寿、卒寿」もその年齢との意味の関係はありませんが、漢字の略字を見ると「80、90」と読めることから名づけられています。
このような漢字が元になっている例は「米寿88歳、白寿99歳、茶寿108歳、皇寿111歳」 で見られます。
「傘寿」は80歳
「傘寿」は80歳のお祝いの言葉です。
「喜寿の77歳」が済むと次に訪れるのが「傘寿」です。
平均寿命に最も近くなります。
人は長寿の目安として80歳を目指しているかも知れません。
80歳になれば90歳、100歳が視野に入ってきます。
80歳まで大病もせず健康であればそれは可能と考えられます。
女性であれば米寿までの通過点とも考えられますが、男性にとって米寿は迎えられるかと考える年です。
「卒寿」は90歳
「卒寿」は90 歳のお祝いの言葉です。
「傘寿、米寿」と済むといよいよ90歳の壁となる「卒寿」を迎えます。
90歳と言うのは一昔ではまれな年に感じたものですが、現代のように世界一の長寿国になった日本では、到達可能な年です。
特に女性はそのように感じるかも知れません。
男性は平均寿命を10年近く超えている訳で、人生の余禄のように感じているでしょう。
「傘寿」と「卒寿」は紛らわしい言葉
長寿のお祝いで「傘寿、卒寿」は間違い易いかも知れません。
「古希、喜寿」も間違い易いのですが、比較的知れ渡っている分、勘違いも少ないと言えます。
「傘寿、卒寿」はその点紛らわしくなります。
「傘寿」の「傘」は「略字の?が八十」と読め、「卒寿」の「卒」は「略字の卆が九十」と読めることから名づけられたものです。
略字を知らなければ間違える可能性があります。
「傘寿」と「卒寿」とは
「傘寿」は80歳のお祝い、「卒寿」は90歳のお祝いのことを言います。
それぞれの漢字の略字が「八十、九十」と読めることから名づけられたものです。
人はそこまで高齢になると、「一体どこまで生きるのか」などと考えるかも知れませんが、もっと上のお祝いもありますから毎日を無事に過ごすことが大事になります。
結果として「100歳以上」生きているのです。