「難船」と「難破」の違い・意味と使い方・由来や例文

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難船は「波風などの影響で船が破損したり、転覆したりする状況のこと」。

そういった影響を受けることで、船にアクシデントが発生するケースで使う言葉になります。

難破は「船が破損してしまうことで、それ以降航行ができない状況のこと」。

難船の意味に結構近いですが、一般的には難破の方がメジャーな言い方になるはずです。

「難船」の意味

難船とは、波風などの影響で船が破損したり、転覆したりする状況のことです。

こういった状況になると、まともに航行することはできませんし、場合によっては乗組員などの生命が脅かされるケースもあります。

難船という状況は実際にあり得ますけど、この言葉はそんなに有名ではないので、使われるシーンはそんなに多くないです。

「難破」の意味

難破とは、船が破損してしまうことで、それ以降航行ができない状況のことです。

状況としては難船に近いと言えるのではないかと思われます。

明らかな意味の違いはないはずなので、意味では区別しづらい言い方になるでしょう。

でも、知名度は難破の方が高いはずです。

だから、こちらの方が使用されやすい言い方になるでしょう。

「難船」と「難破」」の用法や用例

「自然環境によっては、難船することがあるが、その破損の程度によってはかなり大きな問題と言えるケースもある。

海に出るときには、こういう想定は常にしておくべきだろう。」

「難破したときには、基本的にはそれ以降は船は航行できない状況であると言える。

こういう状況になるとかなりピンチと言えるため、できるだけ避けないといけない。」

難船と難破は同じような意味と言える

難船と難破はそれなりに意味が似ている状況です。

ともに船が破損してしまうような状況で使っていく表現になるので、使用できるシーンもだいたい同じであると評価できます。

ただ、両者は使用頻度には差があると言えるはずです。

難破はそこそこメジャーな言い方ですけど、難船はメジャーとは言い難い表現になると評価できます。

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