「予言」と「預言」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

「予言」とは、ある出来事に関する結果について「あらかじめ言及し明らかにすること」という意味です。

つまり、ある未来の出来事についてその結果を言い当てるということです。

一方、「預言」とは特に宗教的な場面において、「神から啓示されたものを言及する」という意味です。

この場合はあくまでも神の意思に基づいてもたらされたものと解することができます。

「予言」の意味

「予言」とは、将来の出来事について、その結果が起こる前にその内容を言及するということです。

出来事を予測して結果を言い当てるということになります。

しかし、予言の的中について科学的な証明がされていないだけでなく、仮に予言の的中といっても、事後の結果をみて拡大解釈して的中したとされることが多いようです。

なお、自然科学の世界における「予言」は、ある仮説が正しいとするときに現時点では未発見の物質・内容・性質に言及するときに使われます。

「預言」の意味

「預言」とは、ある神からの啓示を受けて、その内容を言明するということです。

また、神の預言を受け取って世の中にその内容をもたらす者を特に「預言者」と言われます。

世界的にはキリスト教におけるイエスやイスラム教におけるムハンマドが挙げられます。

また、その預言についてまとめられたものは宗教的に聖典とされ、『旧約聖書』『新約聖書』『コーラン』などに記述されています。

「予言」「預言」の用法について

予言とは、たとえば「今日○○において、△△のような事件が発生する」などのような具体的な出来事について言及することが多いですが、あくまでも予想の範囲を超えず、またそれが当たるという科学的根拠は見えません。

預言については、宗教的観点で見れば、神の啓示を受けてこの世界が成立しているといえますが、科学的にはこれも根拠は見えません。

しかし、予言は場合によってはオカルト的な要素を含んでしまいますが、預言については我々の精神的支柱となるものもあるということは否定できません。

予言・預言、中身は全く異なるが

未来を予測し、それが当たったかどうかで注目される予言は、かつてノストラダムスの大予言で注目されました。

しかし、当たったかどうかのみで取り上げられただけで、実際には何事もなくブームも過ぎ去りました。

一方、預言は時に我々への戒めともいえる内容のものもあります。

科学的かどうか、当たるかどうかだけではなく、その内容を注視して、なぜそれが生まれたのかということを考えていく必要があるでしょう。

最新の記事はこちらから