「交付」と「付与」の違い・意味と使い方・由来や例文

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交付は「引き渡したり、手渡したりすること」。

何かを特定の人に手渡すようなケースで使うことが多い表現になりますが、役所などが行うことが多いです。

付与は「何かを授けること、与えること」。

交付の意味にそれなりに似ている状況です。

でも、こちらは役所以外のケースでも使用できるので、そこは知っておく必要があるでしょう。

「交付」の意味

交付とは、引き渡したり、手渡したりすることです。

何かを特定の人に手渡すような場面で使用できる言葉になるので、普段の生活において使いやすい表現と言えます。

でも、実際は役所がそういった行為をする際に使われる表現であるため、使用頻度はそんなに高くありません。

ただ、知名度はそれなりに高いと言えると思われます。

「付与」の意味

付与とは、何かを授けること、与えることです。

いろいろなシーンで使うことができる表現になります。

意味としては交付に近いですけど、こちらは役所以外のケースでも使用できますし、それだけ幅広く使えるので、使用頻度は相対的に高くなると評価できます。

そういった部分に関しては特に頭に入れておく必要があると思われます。

「交付」と「付与」の用法や用例

「役所ではいろいろなものが住民に対して交付されている。

ここでもらうものはどれも大切なものばかりだから、基本的には失くさないように保管しておかないといけない。」

「学校ではいろいろなプリントが付与されるから、それを整理する必要がある。

整理しておかないと、何をもらったか、どこにいったか、分からなくなるからな。」

交付と付与は意味はそれなりに似ている

交付と付与はともに何かを手渡す、与えるといった意味で使える言葉になります。

したがって、意味は似ています。

ただ、交付は主に役所がそういったことをするシーンで使われることが多いものの、付与はそういった部分は特にありません。

だから、両者はそういう箇所で区別をすることが一応可能なので、覚えておくといいのではないかと思われます。

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