通院は「病院に通いながら治療などをしていく状況のこと」。
基本的に普段は自宅で過ごしながら、定期的に病院に通って、そこで治療をしたり、経過を観察したりします。
入院は「病院で生活をしながら治療をしていく状況のこと」。
病院内で寝泊まり、食事をしていき、さらに治療などもそこでやっていくので、自宅には一定期間帰ることはできません。
「通院」の意味
通院というのは、自宅で普段は過ごしていながらも、定期的に病院に通うことを指しています。
治療をしないで薬だけを貰うなどのケースもあります。
病状が軽いときなどはこういったやり方をとることが多いです。
患者にとっては普段の生活を優先することがしやすいというメリットがありますし、必要最低限だけ病院に通えばOKなのです。
「入院」の意味
入院というのは、病院で生活をしながら治療や検査などをしていく状況のことです。
病状が重い場合などはこういったやり方をとることになります。
寝泊まりは病院で行い、食事も病院で行うのです。
自宅で生活をしているわけではないので、自由に生活をすることができるわけではありません。
また、自然と規則正しい生活になるということが言えます。
「通院」と「入院」の用法や用例
「結核にかかったが、なんとか通院で済んだ。
処方された薬を飲みながら、定期的に通院をしてレントゲンを撮っていき、経過を観察していくことになる。」
「入院してやっと1か月だが、やっぱり退屈だね。
いつもだったら草野球とかして遊ぶのだが、入院をしているとスポーツはできないし、暇つぶしをするだけで大変だと感じるよ。」
通院と入院は病院とのかかわりあい方が違う
通院は基本は自宅での生活で最低限の部分だけを病院で診てもらうということになります。
しかし、入院は自宅に帰ることなく、基本的にずっと病院で過ごすので、生活の中心が病院になっています。
生活スタイルがまるで違うので、本人からすればかなりの違いを感じることになるでしょう。
入院は不便なことがどうしても多いと言えるのです。