「未知」と「未確認」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

未知は「まだ知られていない存在のこと」。

特定の生き物などが存在しているが、その存在自体が知られていない状況のことです。

未確認は「確認されていない存在のこと」。

特定の生き物などが発見されたが、その正体が分からない、実態がつかめないようなときに使われる言葉になります。

したがって、存在自体は一応知られているということになるのです。

「未知」の意味

未知というのは、存在自体が知られていないことです。

したがって、実際に存在しているものに関して、誰もそれを知らないということであり、未知の生物ということであれば、そういう生物がいるかもしれないという前提のもとで使われる言葉です。

私たちが知らない生物がいるかもしれないが、いるかどうかは分からないという状況になります。

「未確認」の意味

未確認というのは、確認されていないという意味であり、存在自体は認識されているが、それが何なのかが確認ができていないという状況のことです。

したがって、存在自体を認識しても、その存在の名前などは分からない状態であり、正体不明の謎の生物を見つけたときなどのケースで、未確認という言葉が使われることが多いと言えるのです。

「未知」と「未確認」の用法や用例

「未来というのは基本的に未知である。

予想ができないものである。

だからこそ、今の自分の生き方によって、未来はどうにでも変えられるものなのだ。」

「未確認生物が発見されたらしい。

未確認ということだから、新種になるのではないだろうか。

この世にはすでに多種類の生物の存在が確認されているが、まだまだそういった存在というのはいるもんなんだな。」

未知と未確認は意味としては似ているが

未知というのは存在が知られていない、見つかっていないという意味で、これから見つかるかもしれないという意味も含んでいます。

しかし、未確認は存在は認識されているが、その正体が不明という場合に使われるので、若干の意味が違うということになるのです。

未知と未確認というのは言葉は似ているものの、意味はちょっと異なっているという部分に注意が必要です。

最新の記事はこちらから