「前進」と「邁進」の違い・意味と使い方・使い分け

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前進は「前に進むこと、進歩すること」。

物理的に前に進むことという意味もあれば、進歩したときに使われる言葉でもあるのです。

邁進は「目標に向かって進むこと、恐れずに突き進むこと」。

どちらかと言えば心理的な状況を表現するときに使われることが多く、物理的な意味合いはあまりないというのが、邁進という言葉の特徴です。

「前進」の意味

前進というのは、物理的に前に進むこと、進歩をした状態のことを指しています。

したがって、物理的な意味を含んでおり、さらには前に進んだという結果を表す言葉でもあるのです。

ポジティブな言葉として使われることが多く、基本的にはいい意味で用いられる表現ですし、使うシーンに迷うことはあまり考えづらい言葉と言えるのです。

「邁進」の意味

邁進というのは、目標に向かって進むこと、恐れずに突き進むことという意味です。

したがって、どちらかと言えば心理的な意味合いを含んでいる言葉です。

また、邁進は突き進もうとする気持ちを表現している面もあるので、必ずしも実際に突き進んだという結果ではないところが、前進との違いになると言えますし、見分けるポイントになります。

「前進」と「邁進」の用法や用例

「うちの野球部は地方大会の1回戦を突破し、甲子園への道に一歩前進したと言えるだろう。

しかし、まだまだ道のりは長いと言えるが。」

「第1志望の大学に受かるためには邁進をする気持ちで勉強に取り組まないといけない。

目標を達成するには、とにかく気持ちを高揚させることが重要で、そこからモチベーションを高めていかないといけないのだ。」

前進と邁進は同じような意味ではあるが

前進も邁進も前に進んでいくという意味ではほぼ同じと言えます。

しかし、前進は物理的に前に進むという意味もありますし、邁進は心理的に前に進んでいこうとするという意味があるのです。

したがって、似ている意味を持っている言葉ではあるものの、全く同じ意味ではないので、それぞれの定義をきちんと知っておく必要があると言えます。

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