「評判」と「名声」の違い・意味と使い方・使い分け

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評判は「特定の人物や団体に関する批評のこと」。

特定の人物や団体に関して良い話もあれば、悪い話もあります。

それらを含めて評判と言っているのです。

名声は「名誉のある評判のこと」。

評判の中でも良いものだけを扱うのが名声であり、名声があるような人というのは、良い評判を持っている人と評価することができるのです。

「評判」の意味

評判というのは、特定の人や団体に対する批評のことです。

批評なので、良いものもあれば、悪い者も含まれているということになります。

したがって、評判という言葉は特定の人物や団体における良い話と悪い話がどちらも含まれており、それらを総合して評判と言うのです。

しかし、良い評判と悪い評判という感じで分けて考える場合もありますが。

「名声」の意味

名声というのは、特定の人物や団体に対する良い評判と言え、基本的にマイナスの要素は含みません。

したがって、名声というのはプラスの内容だけを含んでおり、それによって特定の人物や団体の評価が高まっている状態と言えるのです。

しかし、名声というのは良い評判だけを示しており、その人や団体が悪い評判を一切持っていないとは限りません。

「評判」と「名声」の用法や用例

「ネット上にうちのお店の評判がいろいろと載っているけど、良いものもあれば、悪いものもあって、賛否両論って感じだな。

なんとか良い評判を増やしていきたいと思うが。」

「ノーベル賞を受賞したあの科学者は一気に注目され大きな名声を獲得した。

人類に貢献するような素晴らしい成果を残したのだから、これからもその名声は世界中に届くのだろう。」

名声は特定のケースにしか使えない

評判というのは良いものも悪いものも含むので、いろいろなときに使います。

何かしらの批評に関しては評判という言葉を使っておけば間違いないのです。

しかし、名声という言葉は良い評判があるときにしか使えないので、名声という言葉は使う機会を選ばないといけないと言え、その点においては注意が必要な言葉と言えるのです。

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