気が移るは「関心がある部分が他に移る状況のこと」。
当初と比べて、関心がある部分が変わるという意味で使っていきます。
こういう状況は実際によくあるでしょう。
気が変わるは「考えなどが変わること」。
それまでの考えと違う考えを抱くような場面で使うことが多いです。
気が移るの意味にそこそこ近いと言えるのではないかと思われます。
「気が移る」の意味
気が移るとは、関心がある部分が他に移る状況のことです。
それまで抱いていた分野に関して、興味を失ったりした結果、別の分野に興味が移っていくといった状況で使っていく表現になります。
こういう状況は実際にあるので、日常生活において使用するチャンスはあるでしょう。
でも、気が移るという表現はややマイナーだと思われます。
「気が変わる」の意味
気が変わるとは、考えなどが変わることです。
それまでと考えが変わるという意味で使う言い方になりますが、これは日常的に頻繁に使用される言い方と言えるでしょう。
したがって、何度も見聞きしたことがあるはずで、馴染みを感じやすいと言えます。
気が移ると比べると、使用頻度はかなり高いと言えるのではないかと思われます。
「気が移る」と「気が変わる」の用法や用例
「長い時間が経過すると、自分の趣味に飽きてくる面もある。
したがって、場合によっては気が移るというケースは十分にありえるんだ。
同じ趣味をずっと続けるのは意外と難しいことだろう。」
「明日は家でのんびりしてようと思っていたが、気が変わってしまった。
やっぱり外に出掛けようと思うんだ。
したがって、今からそのための準備をしておこう。」
気が移ると気が変わるは意味が割と似ている
気が移ると気が変わるは意味がそれなりに似ている状況と言えるでしょう。
したがって、意味では区別しづらい面があるのではないかと思われます。
だから、同じような場面で使っていくことができる言葉になるはずです。
ただ、気が移るについては知名度があまり高くないので、あまり使用されない傾向にあるでしょうし、そこは知っておきましょう。