息も絶え絶えは「今にも呼吸が止まりそうな状況のこと」。

死ぬ間際であるとか、体力がほぼ残っていないと言えるような場面で使っていく言葉になります。

息を切らすは「激しい運動などをした後に呼吸がせわしくなっている状況のこと」。

スポーツなどをやっているシーンでは、実際にこういう状況はあり得るので、馴染みを感じやすい言い方になります。

「息も絶え絶え」の意味

息も絶え絶えとは、今にも呼吸が止まりそうな状況のことです。

こういった表現を使う機会はあまり多くありません。

しかし、死ぬ間際、体力がほとんどないようなシーンでは使用できると言えます。

表現としてはそれなりに有名でしょうけど、日常生活ではあまり見聞きしない言い方になるので、馴染みは感じづらいと言えるのではないかと思われます。

「息を切らす」の意味

息を切らすとは、激しい運動などをした後に呼吸がせわしくなっている状況のことです。

基本的には激しい運動をした後に使う言葉になるので、息も絶え絶えとは使用する場面が異なっています。

意味も違いがあると言えますから、そういう部分で区別をすることが可能でしょう。

日常的には息を切らすの方が使われやすいと評価できます。

「息も絶え絶え」と「息を切らす」の用法や用例

「今日は長時間歩いたから、家に着いた頃には息も絶え絶えだったよ。

もう今日は何もする気が起きない状況と言える。

風呂に入って、夕飯を食べたらすぐに寝ようかなと思うんだ。」

「長距離走は苦手だから、走り終わったときには毎回非常に疲れているんだよな。

息を切らす状況であって、本当に過酷な練習をしている気分であると言える。」

息も絶え絶えと息を切らすは意味が異なっている

息も絶え絶えと息を切らすに関しては意味は異なっていると言えます。

同じような部分も一応あるものの、息も絶え絶えに関しては死ぬ間際のような場面で使うことがあるので、そこはポイントになるでしょう。

日常的には息も絶え絶えはほぼ使われません。

息を切らすに関しては割と使用される可能性があるので、そこも知っておくといいです。

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