大道具は「舞台の背景や家屋、室内、スタジオのセットなどのこと」。
「固定している道具」と言い換えると分かりやすい。
小道具は「手に持って使う道具類のこと」。
「移動可能な道具」と言い換えると分かりやすい。
舞台や映画、テレビなどで必要な背景や造作物のことを「大道具またはセット」と言っています。
簡単には移動が難しいものになります。
「小道具」は芝居に必要なこまごまとしたもので、基本的に手で持て、移動が可能なものになります。
「大道具」は背景セットのこと
「大道具」は舞台などで背景になる樹木や建物、石などの固定しているもので、大掛かりな造作物や舞台装置のことを言います。
舞台では「大道具」、映画やテレビ、スタジオでは「セット」と呼んでいます。
「大道具」は組み立てが必要な大工仕事もあるもので、本物に似せて作られます。
舞台を引き立たせ、また、華やかな舞台装置にすることも出来るものです。
「小道具」は手に出来る小物
「小道具」の種類は大変に多く、物回り品や、日用品、特別なものなど「移動可能」なものになります。
一般的なものでも、家具や家電製品、食器、文房具、時計、掃除道具、カバン、靴、傘など多くの種類になります。
その芝居に必要と思われるもの、適しているもの、また、その時代に合っているものなどになります。
揃えるだけでも苦労するものです。
「大道具」や「小道具」は舞台や映画、テレビの放映などに必要なもの
「大道具」や「小道具」「セット」などは芝居や番組、映画などに必要不可欠なものですが、難しいのは「その時代に合っているもの」を作ることや集めることです。
特に「小道具」については昔のものを使う必要がありますから、大変になります。
変遷の激しい家電製品や衣服、照明器具、日用品などは時代に合っていないものは使えません。
「大道具」と「小道具」とは
「大道具」は歌舞伎やオペラ、イベントなどの舞台で使う背景になる自然や建物、屋内、外回りなどの造作物や装飾物のことです。
「動かせないもの」になり、大掛かりなものになります。
映画やテレビドラマ、スタジオなどでは「セット」と呼ばれる方が多いようです。
「小道具」は「動かせるもの」で、その時代に適合していないと使えない難点があり、その種類は膨大なものになります。