「知らんぷり」と「お構いなし」の違い・意味と使い方・由来や例文

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知らんぷりは「知っているのに、知らない状況を装うこと」。

特定の事実を知っていることがバレると自身の都合が悪いと言えるときに、こういった態度をとるのです。

お構いなしは「他人などに対する気遣いが感じられない状況のこと」。

つまり、自分以外の人たちに対して気にする素振りを見せないケースで使う言葉と言えるでしょう。

「知らんぷり」の意味

知らんぷりとは、知っているのに、知らない状況を装うことです。

ある事実を知っているけど、知らない状況を装った方が自分にとって好都合と言えるシーンで使っていく表現になります。

こういった態度をとったことがある人は非常に多いでしょう。

知名度が高い言葉ですし、多くが知っていると評価できるのではないかと思われます。

「お構いなし」の意味

お構いなしとは、他人などに対する気遣いが感じられない状況のことです。

意味に関しては、知らんぷりと同じではないものの、似ている面は多少なりともあるでしょう。

知らんぷりの場合には、他人の気持ちの部分を知っているけど、知らない振りをする、無視するケースもあるので、そういった場合にはお構いなしの意味に近いと言えます。

「知らんぷり」と「お構いなし」の用法や用例

「あの人は周りの人たちが忙しそうにしていても知らんぷりだな。

本音としては、自分が他人の仕事を手伝いたくないという気持ちがあるのだろう。

だから、あえて気付かない振りをしているんだと思う。」

「あの人は他の人たちが遠慮していても、出されたお菓子をどんどん食べていくから、お構いなしな感じだな。

他の人の分もちゃんと残しておいてほしいと思うが。」

知らんぷりとお構いなしは似ている場面で使うことができる

知らんぷりとお構いなしに関しては意味は同じではありませんが、似たようなシーンで使うことができますから、そこに関して知っておくといいでしょう。

どちらも知名度はそれなりに高いので、多くが知っていると言えると思われます。

普段の生活でそこそこ見聞きする可能性があると言えるはずですから、馴染みは感じやすいはずです。

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