Vは「電圧のこと」。
「電圧」と言い換えると分かりやすい。
Aは「電流のこと」。
「電流」と言い換えると分かりやすい。
Ωは「抵抗のこと」。
「通しにくいもの」と言い換えると分かりやすい。
Wは「消費電力のこと」。
「消費電力」と言い換えると分かりやすい。
馴染みがある「W・ワット」は「V・ボルト,A・アンペア」と言う電気の大きさをはかる基本的なものに関わっているものです。
また、「抵抗」は「電圧」と「電流」と密接なオームの法則と言う関係にあります。
「V」は電圧のこと
「V」は電圧の単位のことで「ボルト」と言います。
「電圧」は「電気の圧力=電気を押し出す力」のことを言います。
回路の2点間の「電位差」のことでもあります。
川に例えれば水の勢いと言えます。
発電所で発電された電気は長い距離を高圧線により送電されています。
最初から100Vや200Vでは送電することは不可能です。
そこで27万5,000Vと言う高圧を掛けなければなりません、そのため、途中のいくつかの変電所やトランスにより、電圧を下げる必要があります。
「A」は電流のこと
「A」は電流の単位のことで「アンペア」と言います「電流」は「電気の流れ=電気の量」のことを言います。
川に例えれば水の量と言えます。
発電所では大量の電気を送信するために非常に高い「電圧」を掛け「電流」を限りなく0にして送電を行っています。
「電圧」と「電流」の関係は正比例関係にありますが送電の抵抗が変わらなければ「高圧」にすれば「電流」は少なくなる理屈になります。
「Ω」は抵抗のこと
「Ω」は抵抗の単位のことで「オーム」と言います。
電気が流れにくくなることを言い、金属により「抵抗値」は異なり、温度によっても異なるものです。
金属の中では銀が最も「抵抗値」が低いのですが、現実の送電線には銀の次に低い銅やアルミニウムが使われています。
オームの法則は「電圧V」と「電流I」と「抵抗R」の関係を言ったもので「V=RI」となります。
「W」は電力のこと[
「W」は電力のことで「ワット」と言います。
「W=VI」と言う関係が「電圧、電流」とにあります。
高い電圧をかければ大きな電力を送信できます。
この場合、電流は三相電流として送電しますから変電所間では電流は発生しないのです。
電流は末端で使用する時に発生します。
ですから「W=VI」が成立し、電気料金は電力の消費量「Wh」として計算されるのです。