一同は「特定の場所にいる人たちみんなのこと」。
つまり、そこにいる人たち全員を指す言葉と言えるでしょう。
そこそこ見聞きする表現であると評価できます。
総勢は「一団となっている人たち全員の数のこと」。
ひとかたまりとなっている人たち全員を指している言葉であり、その全体の人数を表すときに使用されやすいと言えます。
「一同」の意味
一同とは、特定の場所にいる人たちみんなのことです。
その場にいる人たちの全員を意味する言葉であるため、いろいろなシーンで使うことがしやすいです。
ただ、ある程度の人数は必要であり、数人程度であればあまり使われないと言えるでしょう。
だから、そういった条件はあると言えるので、一応覚えておいた方がいいと思われます。
「総勢」の意味
総勢とは、一団となっている人たち全員の数のことです。
一団となっている人たち全員を指すので、意味としては一同に似ているでしょう。
ある程度のまとまりとなっている人たち全体に対して使っていきます。
こちらも数人程度と言える場合にはあまり使われない表現になりますから、そこは理解しておくといいのではないかと思われます。
「一同」と「総勢」の用法や用例
「わが社は今大きな転換期を迎えようとしている。
したがって、それなりに大変な状況もあるかもしれないが、社員一同協力をしながら、頑張っていってもらいたい。」
「今回の集まりに来た人たちは総勢でどれくらいだろうか。
数えることができないほどに多いと言える状況であり、完全に予想を上回る結果となったと言えるだろう。」
一同と総勢は意味がそれなりに似ている
一同と総勢は意味はそれなりに似ていると言えます。
どちらも特定の場所にいる人たち、一団となっている人たちの全体を指して使われる言葉です。
だから、意味はそこまで変わらないと評価できるでしょう。
ともにそれなりに有名な言い方になるので、知っている人は結構多くいるのではないかと思われる状況です。
日常的に見聞きしやすいでしょう。