安請け合いは「できるかどうか分からない頼みごとを安易に引き受けること」。
つまり、気軽に他人の頼みごとを聞いてしまうという状況で使う言葉になります。
お安い御用は「特定の依頼に対して、全く問題ないといった反応をすること」。
相手からの依頼を気軽に引き受けるような場面で使う言葉なので、安請け合いにそれなりに似ている表現と言えます。
「安請け合い」の意味
安請け合いとは、できるかどうか分からない頼みごとを安易に引き受けることです。
できるかどうか分からないという点がポイントになる言葉です。
できるかどうか分からない以上は、本来は慎重に判断すべきなのに、気軽に引き受けてしまうわけで、そういう状況を批判的に捉える意味で使われやすい言葉になります。
それなりに有名な言い方です。
「お安い御用」の意味
お安い御用とは、特定の依頼に対して、全く問題ないといった反応をすることです。
依頼を快く引き受けるようなケースで使います。
その人にとって特に難しくない依頼という点も重要なので、そこも知っておきましょう。
たまに見聞きする表現ですし、知名度もそれなりに高いので、知っている人は多くいるのではないかと思われます。
「安請け合い」と「お安い御用」の用法や用例
「そんなに安請け合いをして、後で無理だと判明すると、断るのが大変だからな。
したがって、事前に自分でこなせそうな依頼かどうかはきちんと見極めた方がいい。」
「それくらいだったらお安い御用だよ。
少しの時間さえあれば対応できると思うから、暇なときにやっておいてあげる。
困ったときにはやはりお互い様と言えるからな。」
安請け合いとお安い御用は意味がやや似ている
安請け合いとお安い御用に関しては意味はやや似ている状況と言えます。
全く同じとは言えませんが、両方とも気軽に依頼を引き受けるような場面で使うことができるでしょう。
だから、意味で区別はしづらいと評価できるはずです。
知名度もそれなりに近いと思われるので、基本的には区別できるポイントはそんなにない状況と言えます。