「上新粉」と「白玉粉」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

上新粉は「うるち米から作られる米粉のこと」。

「うるち米粉」と言い換えると分かりやすい。

白玉粉は「もち米から作られる米粉のこと」。

「もち米粉」と言い換えると分かりやすい。

「白玉粉」と「もち米粉」は同じではないのですが、もち米から作られている点は同じです。

団子を作る時は「上新粉」と「白玉粉」の療法を混ぜて使う「団子粉」があります。

団子の堅さ滑らかさの順には「上新粉」から「団子粉」、「白玉粉」になります。

「上新粉」はうるち米から作られる米粉

「上新粉」は粘りがなく、歯ごたえの良いものになります。

「柏餅の皮、草餅の皮、ういろう、団子」などに使われます。

「上新粉」は木目の細かさから粗い「新粉」、きめ細かい「上新粉」、もっと細かい「上用粉」があります。

「新粉」は「すあま」に、「上新粉」は「柏餅」や「ういろう」に使われます。

「上新粉」は古くは「上?粉」と書きました。

「白玉粉」はもち米から作られる米粉

「白玉粉」はもち米から作られていますから粘りがあり、端切れが良くない特徴があります。

「白玉粉」や「もち粉」から作られる「求肥」は大福の皮やすあま、練り切りなどに使われます。

そのまま食べてもおいしいものです。

「白玉粉」は白玉にすることや「上新粉」と混ぜて「団子粉」として団子用に使われます。

昔は「寒晒し粉」ともいいました。

米粉の「上新粉」や「白玉粉」以外の粉とは

米粉は米から作られる粉の総称ですが、うるち米の「上新粉」ともち米の「白玉粉」や「もち粉」「道城寺粉」「だんご粉」「らくがん粉」「寒梅粉」「みじん粉」など多くの種類が米粉として存在します。

うるち米製と餅米製の混合粉は「だんご粉、みじん粉、上南粉」となります。

「だんご粉」はもちもち感と端切れの良さと言う利点を持った粉になります。

「上新粉」と「白玉粉」とは

「上新粉」はうるち米から作られ、端切れの良いものになります。

柏餅やういろうなどに使われます。

「白玉粉」はもち米から作られる粉で粘り気があります。

求肥にして大福などに使われます。

「上新粉と白玉粉」を混ぜた「だんご粉」は端切れが良くもっちりしているので関西で好んで使われる「だんご粉」になります。

これらは和菓子や料理に使われています。

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