黙秘は「黙ったままでいること」。
あえて何も言わないという意味で使う表現であり、質問や尋問などに対して答えない方が無難であるときにとられる態度になります。
ノーコメントは「コメントを一切出さないこと」。
基本的には答えたくない質問などをされたときに使う言葉です。
黙秘とあまり意味は変わりません。
同じような場面で使うことができます。
「黙秘」の意味
黙秘とは、黙ったままでいることです。
何かしらの質問や尋問があったときに、何も答えない態度を貫くような場面で使用されます。
たいていは答えることで自分が不利になるのを避けるためであり、黙秘権という言葉が特に有名です。
実際に黙秘をするようなケースはそんなに多くはないと思われますが、言葉としては知っている人が多いでしょう。
「ノーコメント」の意味
ノーコメントとは、コメントを一切出さないことです。
何かを聞かれたときに一切答えないという態度をとるときに使われる言葉です。
そういう態度をとる理由は言いたくない理由があるからであり、たいていは何かを喋ると自分が不利になるという理由であることが多いです。
意味に関しては黙秘とほぼ変わらないと評価できるでしょう。
「黙秘」と「ノーコメント」の用法や用例
「都合の悪いときには人間は黙秘をするもんだ。
ただ、黙秘を続けていると、それだけやましいことがあるのだろうと疑われてしまうことになるかもしれないが。」
「あの人からは一切コメントを聞くことができない。
毎回ノーコメントを貫くばかりだよ。
話すことができない理由があるということなんだろう。
そこは気になるけど。」
黙秘とノーコメントは意味は変わらない
黙秘とノーコメントに関しては意味は特に変わりません。
どちらも何かを質問されたときなどにおいて、何も語らないというケースで使います。
たいていは喋ることで自分が不利な状況になるのを避けるためであり、そういった部分も含めて意味は似ています。
区別しづらい言葉であると評価できるので、そこは理解しておきましょう。