「取り消し」と「取り止め」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

取り消しは「ある行為についてなかったことにすること」。

法律用語としても使用されることがありますが、日常的に使用される言葉になります。

すでにした行為について、しなかった状態と同じにするという意味になるのです。

取り止めは「予定していたことを中止にすること」。

何かをするつもりであったものの、何らかの理由でそれを中止にするケースで使います。

「取り消し」の意味

取り消しとは、ある行為についてなかったことにすることです。

特定の行為をすでにしたものの、その行為をなかったものとして扱うという場面で使います。

いろいろなシーンで使える言葉であるため、誰もが使用したことがあるのではないかと思われます。

法律用語としても使うことがあるので、そこについても知っておくといいでしょう。

「取り止め」の意味

取り止めとは、予定していたことを中止にすることです。

何かを実行するはずだったものの、何らかの理由で中止にしないといけなくなったケースで使います。

中止の理由はいろいろなものが考えられますし、日常的にこういった状況は割と確認できます。

だから、取り止めという言い方はかなり頻繁に見聞きする可能性があると言えるでしょう。

「取り消し」と「取り止め」の用法や用例

「ミスが発覚したことで、今回の昇進は取り消しとなった。

ミスをしなければ、昇進ができていたと思うと非常に残念な気分だよ。

でも、またチャンスはあるはずだから頑張ろうと思う。」

「明日のイベントだが、台風が接近してきているということで取り止めになった。

やはり安全を第一に考えないといけないから、しょうがないと言えるな。」

取り消しと取り止めは似たような意味と評価できる

取り消しと取り止めについては、意味はそれなりに似ていると評価できると思われます。

取り消しは特定の行為をなかった状態に戻すことで、取り止めは予定されていたことを中止にすることです。

したがって、両者は全く同じ意味ではないですが、そこそこ似ていると評価できるでしょう。

どちらもそれなりにメジャーな言い方になります。

最新の記事はこちらから