「揃いも揃って」と「猫も杓子も」の違い・意味と使い方・由来や例文

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揃いも揃っては「みんなが同じようなことをしている状況のこと」。

どちらかと言えばマイナスイメージの強い言葉であり、そういうシーンで使用することが多いでしょう。

猫も杓子もは「誰もかれも、何もかもとう意味のこと」。

つまり、みんなとか、すべてのものがという意味で使っていく言葉になるのです。

意味は揃いも揃ってに近いです。

「揃いも揃って」の意味

揃いも揃ってとは、みんなが同じようなことをしている状況のことです。

みんなが同じことをしていて、それ自体が好ましくないと言えるケースで使っていきます。

つまり、ネガティブな意味を含んでいると言えるはずです。

みんなが望ましくない方向で一致してしまっているという状況になるので、そこは覚えておくといいでしょう。

「猫も杓子も」の意味

猫も杓子もとは、誰もかれも、何もかもという意味のことです。

つまり、みんなという意味に加えて、すべてのものがという意味も存在しています。

前者の意味については、揃いも揃ってにかなり似ていると言えるのです。

猫も杓子もはそこそこ有名な表現であると思われるので、知っている人は世の中でかなり多くいると評価できます。

「揃いも揃って」と「猫も杓子も」の用法や用例

「君たちはみんな仲がいいみたいだが、揃いも揃って全員赤点をとるとはね。

遊ぶことも大切だが、勉強もほどほどにやっていってほしいと思うんだよな。」

「猫も杓子も永遠に同じという状況はあり得ない。

基本的には時間の経過とともに、少なからずどこかに変化が見られるものだ。

それがこの世に存在するもののほぼすべてに共通する要素だろう。」

揃いも揃ってと猫も杓子もは意味がかなり似ている

揃いも揃ってと猫も杓子もに関しては意味はそれなりに近いと言えるでしょう。

したがって、両者は意味においては区別しづらいと評価できます。

どちらもみんなが同じようなことをしている、すべてのものが同じといった意味で使っていく表現になります。

だから、似たような場面で使っていくことができるのではないかと思われるのです。

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