「集団」と「軍団」の違い・意味と使い方・由来や例文

集団は「多くの人などが集まった状態であること」。

多くの人たちが集まって、塊のような状態になっているケースで使います。

いろいろな場面で見聞きしやすい言葉と言えます。

軍団は「軍隊を編成する際に使われる単位のこと」。

つまり、軍人が一定人数集まった状況を表していますが、軍隊における単位という点は特徴と言えます。

「集団」の意味

集団とは、多くの人などが集まった状態であることです。

不特定多数の人たち、または特定の人たちが集まった状況で使います。

ただ、何人以上などの具体的な定義はないので、いろいろな機会で使用できると言えるでしょう。

言葉としてはかなり有名と言えますから、多くの人が知っているはずですし、何度も使ったことがあると言えるでしょう。

軍団とは、軍隊を編成する際に使われる単位のことです。

軍団も人々が多く集まっている状況なので、集団と同じような部分もあります。

しかし、軍団の場合には軍隊の編成という場面で使うので、軍人に対してのみ使用すると言えます。

そこは特徴的と評価できるでしょう。

実際に使用する機会はあまりないので、馴染みは感じづらいはずです。

「入試が終わると、受験会場からは受験生の集団が一気に駅に向かって歩いていく。

やはりその表情はみんなそれなりに疲れている雰囲気が感じ取れるんだよな。」

「軍隊にはいくつかの軍団が存在していることが多い。

この軍団ごとに行動することも多いだろうし、それなりに統率が必要であると言えるのではないかと思うんだよね。」

集団と軍団については意味は多少なりとも似ていますが、使用する場面に関しては違いがあります。

集団は多くの人たちが集まっているケースで使いますが、特に細かい条件はありません。

しかし、軍団は軍隊を編成する単位なので、軍隊において使われる言葉と言えるのです。

だから、両者はこういう部分で区別をしていくといいのです。