「遠回り」と「遠回し」の違い・意味と使い方・由来や例文

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遠回りは「最短経路ではない道筋を通ること」。

時間的に、距離的にもっと早い、近い道が存在するのに、あえてそれ以外の道を通るようなケースで使っていく言葉と言えるでしょう。

遠回しは「間接的であること」。

何かを伝えるようなシーンで使う言葉になりますが、ストレートに言わないようなケースで使用する言葉になると言えるでしょう。

「遠回り」の意味

遠回りとは、最短経路ではない道筋を通ることです。

もっと早い時間、少ない手間で行くことができる道があるにもかかわらず、あえて別の道を選択するときに遠回りという言い方をします。

最短経路が通れない場合などのケースで遠回りをすることになるのです。

かなり有名な表現であると評価できるため、多くが知っていると言えます。

「遠回し」の意味

遠回しとは、間接的であることです。

直接的ではないということで、言いたいことをそのまま伝えないようなときに使われる言葉と言えます。

要するに、ストレートに表現しないということで、相手からすれば何を言いたいのか分からないことがあります。

遠回しな言い方をするケースは実際にありますから、馴染みを感じやすい言葉になるでしょう。

「遠回り」と「遠回し」の用法や用例

「この道は非常に混んでいる。

したがって、あえて遠回りをした方が早く着くと思うんだよね。

だから、今回に関してはこっちの道を選ぶとするか。」

「遠回しな言い方をすると、ストレートには伝わりづらいから、場合によっては相手を傷つけないで済む。

しかし、言いたいことを理解してもらえないケースも増えるのではないか。」

遠回りと遠回しは使用する場面が異なる

遠回りと遠回しは表記としては似ていますが、意味は違います。

また、使用する場面についても異なっている部分があると言えるのです。

遠回りは最短経路以外の道を通るようなシーンで、遠回しは表現の仕方などが間接的であるシーンで使っていくと言えるのです。

したがって、両者はそういった部分で違いを見分けることができるでしょう。

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