「円」と「丸」と「球」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

円は「丸の形に書いた平面的なもののこと」。

「円形」と言い換えると分かりやすい。

丸は「天地左右どこから見ても丸いもののこと」。

「ボール」と言い換えると分かりやすい。

球は「立体的な物体のこと」。

「地球」と言い換えると分かりやすい。

「円」や「丸」、「球」、「輪」、「環」などは角度を持たないものと言えます。

「円」はコンパスで書くような平面的なもの

「円」はコンパスで書く丸い形を言います。

上から見れば「円」ですが斜めに見ると「楕円」になり、水平では見えません。

縦と横の2次元のものと言えます。

「円」は「まるいこと、穏やかなこと、日本円のこと」を言います。

「円形・円周・円盤・楕円」「円満・円熟・円滑」「円高・円安・ドル円」、そのほか「円卓・円陣・円舞曲」などと使います。

「丸」は立体的な形

「丸」はどこから見ても丸く見える物体のことです。

「円」を書いて「丸」とも言いますが、「丸いボール」のように使うと立体的なものになります。

「一塊の丸いもの」という意味もあり「砲丸・丸剤・一丸・弾丸・本丸・丸太・丸呑み・丸坊主・丸腰・丸裸・丸々」などと使います。

「丸」の部首は「てん」となり「九に点」ということです。

「球」は完全に立体的な丸い物体のこと

「球」は「地球」のように立体的な形をする「円形」のことです。

3次元に存在するものと言えます。

「天体は球体をしている」「球はボールのことも言う」「球技は多くの種類がある」「気球・赤血球・白血球・球根・電球・野球・球場」などと使います。

「球」は宝石・玉の意味の「王」が付いていることから、「丸く堅い玉」のことを言います。

「円」と「丸」と「球」とは

「円」は平面的・2次元的な形を言います。

「正円・半円・楕円」「円滑・円満・円熟」「日本円・円高・円安」などと使います。

「丸」は「〇と?」のように平面的に使いますが、多くは立体を言います。

「空飛ぶ円盤・砲丸・弾丸・丸太・本丸・あたり一円」などと使います。

「球」は3次元の丸い物体で「地球・球技・野球・白熱球」などと使います。

最新の記事はこちらから