金庫は「鍵をかけて管理する鉄製の入れ物のこと、国や地方公共団体における現金を出納するための機関のこと」。
どちらかと言えば、前者の意味で使われやすいです。
でも、後者の意味も覚えておいた方がいいでしょう。
公庫は「様々な目的のために融資を行なう、全額を政府出資の金融機関のこと」。
金庫における後者の意味に似ているように感じられるかもしれませんが、全く同じ意味ではありません。
「金庫」の意味
金庫とは、鍵をかけて管理する鉄製の入れ物のこと、国や地方公共団体における現金を出納するための機関のことです。
基本的には前者の意味で使われることが多い言葉になるでしょう。
後者の意味で使う機会はあまり多くありません。
基本的には高価なものなどを入れて保管しておく入れ物であり、その意味で使用するケースがほとんどであるはずです。
「公庫」の意味
公庫とは、様々な目的のために融資を行なう、全額を政府出資の金融機関のことです。
基本的には金融機関という位置づけになります。
言葉としては金庫に似ているものの、意味は異なっていると言えるでしょう。
公庫についてはたまに目にする言葉ではあるものの、馴染みを感じられる人は実際にはそんなに多くないと思われるのです。
「金庫」と「公庫」の用法や用例
「金庫には大事なものをしまっておくべきだ。
基本的に開けることは無理だろうから、この中に入れておけば誰かに取られる心配はかなり小さいのではないかと思うんだよ。」
「政府出資の金融機関もあって、それを公庫と呼ぶ。
聞いたことがある人もかなり多いだろうけど、日常生活の中でそんなに頻繁に耳にする言葉ではないと思うんだよな。」
金庫と公庫は意味が異なっている
金庫と公庫は似たような意味を持っているように見えるものの、その意味は基本的に同じではありません。
したがって、意味において区別ができると思われます。
どちらかと言えば金庫の方が有名な表現であり、こちらが使用されやすいと言えるでしょう。
だから、これらは使用頻度においても違いを見出すことができると言えるはずです。