「光」と「レーザー」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

光は「可視光線のこと」。

「七色」と言い換えると分かりやすい。

レーザーは「単一波長光線のこと」。

「単一波長」と言い換えると分かりやすい。

「光」は可視光線で分解すると七色で波長が異なり、束ねることが難しいものです。

「レーザー」は単一波長のため、束ねることが比較的容易にできますから、様々な用途に使われています。

「光」は七色

「光」は可視光線のことで約380~780ナノメートルの波長域があります。

その範囲であれば人間は光を感じることが出来、ものを見ることが出来ます。

「光」は赤から紫まで分光をすることが出来ます。

色を識別できるのは、その物体がその色以外の波長を吸収し、その色の波長だけを反射しているからです。

「光」は直進、屈折、透過、干渉などの性質があり、粒子説と波動説があります。

「レーザー」は一色

「レーザー」は波長が一つであるため、一つの決まった色しか出ません。

もちろん波長を変えれば色は変わります。

ある波長を増幅させることで「レーザー」光が発生します。

可視光線の他、紫外線や赤外線でも作ることが出来ます。

「光」と同様に直進性や透過性などがありますが、透過性の強い「レーザー」は加工には向きません。

「光」や「レーザー」の応用

「光」は原始の時代から照明として使われてきました。

現代では、「光回線」の利用によりインターネットやテレビ、電話などに使われています。

「レーザー」は20世紀に発見されたもので、増幅することで直進性の非常に強い単一光を得ることが出来ます。

加工や医療、軍事、また、計測やインターネット、エンタメなど幅広く応用がなされています。

「光」と「レーザー」とは

「光」は可視光線のことで、ごく狭い領域のものになります。

それより波長の長い物、短い物は幅広く存在をしていますが、人間の目には感じるものではありません。

電波や赤外線、紫外線、エックス線、電磁波などは存在していますが、見ることは出来ないのです。

「レーザー」は単一の波長を増幅することで得られます。

直進性や指向性が非常に強いもので、人間社会に幅広く応用がされています。

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