「私欲」と「利欲」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

私欲は「自分の利益だけをむさぼる心のこと」。

なんとか自分の利益を大きくしたいという気持ちに対して使っていく言葉になります。

したがって、周りの利益は考慮しないのです。

利欲は「自分の利益を得ようとする心のこと」。

意味としては私欲に近いですが、利欲という言葉はそんなにメジャーではないので、使われる機会は少ないです。

「私欲」の意味

私欲とは、自分の利益だけをむさぼる心のことです。

他人のことは特に考えず、自分だけが得することを考えている人に対して、こういう表現を使っていきます。

でも、私欲という言葉はたいてい私利私欲という表現として使われることになるでしょう。

だから、私欲については、こういう言葉に関して特に覚えておくといいといるのです。

「利欲」の意味

利欲とは、自分の利益を得ようとする心のことです。

意味としては、私欲と大して変わりません。

こちらも自分の利益を考えている状況であり、それ以外の人たちのことは特に考慮していないと言えるケースで使っていきますから。

でも、利欲という言い方はそんなにメジャーとは言えないでしょう。

私欲と比べるとマイナーな言い方になります。

「私欲」と「利欲」の用法や用例

「私利私欲で物事を考えるような人は、基本的に周りから支持されない。

どうしても評価が下がるような面があるので、そういう部分は気を付けた方がいいと思うんだ。」

「人間はまず自分の利益のことを考える。

したがって、周りの人たちのことを考える余裕がない場合もあるんだ。

そういう利欲的な状況に陥っている人はたまに見かけるよ。」

私欲と利欲はほぼ同じ意味

私欲と利欲に関しては、意味はほぼ変わらないと言えます。

どちらも自分にとっての利益を得ようとする心を指しており、意味としてはそんなに変わらないのです。

でも、一般的には私欲の方が有名であると言えるでしょう。

利欲に関してはそこまでメジャーではありませんから、日常的に見聞きする機会はかなり少ないと思われるのです。

最新の記事はこちらから