政治家は「政治活動に従事する人のこと」。
政治活動に従事している人は広く政治家と言え、議員の資格を持っているかどうかは問われないということになります。
国会議員は「選挙で当選をして、議員の資格を得た人のこと」。
国会議員と言えるのは選挙で当選をした人であり、政治活動をしているだけでは足りないという部分が特徴です。
「政治家」の意味
政治家というのは、政治活動に従事している人のことで、一般的には国会議員のことを指しているとも言えますが、厳密には例えば特定の政党を応援してビラを配っている人なども含まれるのです。
何らかの政治活動をしていれば、それは政治家であり、世の中には政治家と言えるような人は実はかなり多く存在することになるのです。
「国会議員」の意味
国会議員というのは、選挙で当選をして議員の資格を得た人になります。
衆議院、参議院が主になります。
ちなみに地方公共団体にも議員はいますが、国会議員ではないです。
国会議員も政治家ということになりますけど、国会議員と言えるのは選挙で当選をした人たちだけなので、こちらの方が政治家という言葉よりも限定的な定義になっていると言えるのです。
「政治家」と「国会議員」の用法や用例
「君の友人は休日になると政治活動に勤しんでいるな。
あそこまで精を出してやっているのを見ると、政治家と呼んでいいんじゃないか？」
「世の中を変えるためには国会議員になるというのが最も近道ではないかと思うのだが、選挙で当選しないといけないという問題点がある。
自分にそれができるかというと、どうしても自信が持てない。
」
政治家の定義が予想以上に広い
国会議員の定義に関しては、多くが想像している通りということが言えます。
しかし、政治家というのは国会議員を含めて何らかの政治活動をしている人たち全般を指すので、政治に携わることを本業にしている人だけではなく、趣味でやっているような人も含むのです。
したがって、世間には多くの政治家が存在するということになるでしょう。
