「積弊」と「「宿弊」の違い・意味と使い方・由来や例文

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積弊は「長い間積り重なった害悪のこと」。

これまで長きに渡って存在してきた、何度も発生してきた害悪と呼べるものに対して使っていく言葉になります。

宿弊は「以前から存在していた害悪のこと」。

意味としては積弊とほぼ同じです。

長い期間にわたって存在していたという点は積弊とほぼ同じ意味と言えると思われる状況なのです。

「積弊」の意味

積弊とは、長い間積り重なった害悪のことです。

長い間存在していた害悪という捉え方ができるでしょう。

長い間存在していたために、多くの人たちはもう慣れてしまったという部分もあるかもしれませんが、害悪であるという見方に関しては変わらないケースで使っていく言葉になります。

実際、世の中には積弊と言えるようなものが存在していると言えるでしょう。

「宿弊」の意味

宿弊とは、以前から存在していた害悪のことです。

以前から存在していたわけですから、それなりに長き期間存在が確認されていた害悪という言い方ができるので、意味は積弊とそんなに変わらないと言えるはずです。

でも、積弊もそうですけど、宿弊についてもそんなによく使われる表現ではないので、馴染みを感じる人は少ないでしょう。

「積弊」と「宿弊」の用法や用例

「この国には積弊と言われるものがいくつかある。

しかし、それをなんとかしようとか、改善しようという動きは見られない。

長く存在するものに関しては慣れが生じてしまうからな。」

「宿弊に関しては、できるだけ直していくべきだとは思われるものの、あまりにも規模が大きいものについては、どうしても一筋縄ではないかないのだろうな。」

積弊と宿弊はほぼ同じ意味

積弊と宿弊に関しては意味は大して変わりません。

どちらも以前から存在していた、長い期間存在していた害悪という意味で使っていきます。

害悪に関しては実際に世の中にあるでしょうし、長い期間存在しているものも含まれているはずです。

そういう意味では、こういった言葉は現実において使いやすいでしょう。

でも、両方とも知名度は高くありません。

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