「切」と「削」の違い・意味と使い方・由来や例文

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切は「一つのものを刃物などで二つにすること」。

「二分割」と言い換えると分かりやすい。

削は「表面などを刃物でそぎ取ること」。

「そぐ」と言い換えると分かりやすい。

「切」も「削」も刃物を使うことが共通しています。

「切」は分断すること、「削」はそぐことを意味します。

物理的な意味の他にも使い方がある言葉です。

「切」は刃物で二つに分断すること

「切」は分断をすることです。

「切」には「切る」以外に「磨く・ひたすら・すべて・断片」などの意味もあります。

その意味を含め熟語は沢山のものがあります。

「切除・切断・切開」「切磋琢磨」「切望」「切迫」「親切・懇切丁寧・大切」「切片」「一切合切」「痛切・適切」「切符・切り口上・切支丹・切っ先・切削」などがあります。

「削」は刃物で表面をそぐこと

「削」は刃物でものの表面の一部を掘ることやそぎ落すことです。

熟語と用例は「今年はなぜか予算を削減された」「支障があるのでこの部分の文章を削除してください」「井戸の掘削工事をする」「切削機械で金属部品を製造する」「通信添削も一つの勉強法だ」「文章の添削をお願いした」「小学生が持っている鉛筆削り」などがあります。

「切」や「削」で使うもの

「切」や「削」で使うものは「刃物」を使いますが、「切ることができるもの」であれば何でも良い理屈です。

「紙で手を切ってしまった」「高速噴射の水でものを切断する」「レーザー光線はものを切ることにも使われる」「親子の縁を切る」「やむを得ず株の損切をした」などがあります。

「削」は「刃物」以外では「爪で削り取る」「予算の削減」「文章の添削」などと使います。

「切」と「削」とは

「切」は刃物を使い一つのものを二つにすること、切り捨てることなどの意味があります。

「切る」以外の意味もいくつかあり、熟語も数多くあります。

「切る」以外では「親切・切望・切片・切磋琢磨・適切・切符・切り口上・切支丹・縁切り・損切」などがあります。

「削」はものの表面を刃物でそぐこと、彫ることなどを意味します。

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