小金は「ちょっとだけのまとまったお金のこと」。
数えることができる程度にまとまったお金ということで、大したことないと感じられる金額に対して使われます。
小銭は「少額のお金のこと」。
こちらもちょっとだけお金があるときに使いますが、紙幣ではないという意味、つまり硬貨を指すときにも小銭という言葉が使われるのです。
「小金」の意味
小金とは、ちょっとだけのまとまったお金のことです。
少額の金銭を指しており、大した金額とは言えないようなケースで使っていくことになります。
ただ、具体的な定義はありませんから、いくら以上、いくら以下なのかという説明はできません。
基本的に各自の主観で決められる言葉なので、それぞれがそう思えば小金と言える状況です。
「小銭」の意味
小銭とは、少額のお金のことです。
大したものを買うことができない、それくらいの金額を所持しているときに使っていきます。
でも、いわゆる硬貨を指す言葉として小銭が使用されることがあります。
紙幣ではないお金という意味で、小銭を使っていくのです。
そういう意味では、複数の意味を持っている言葉と評価できるはずです。
「小金」と「小銭」の用法や用例
「財布には小金程度のお金はある。
しかし、これじゃ大した食事はできないな。
かなりお腹が減っているから、ある程度いいものを食べたいと思っているのだが。」
「財布が小銭だらけになってきた。
これだと財布がかなり重いし、膨れてくるんだよな。
今度何かの支払いをするときがあったら、できるだけ小銭で払っていこうと思う。」
小金と小銭はともに少額を表している
小金と小銭に関しては、ともに少額のお金という意味で使われやすいと言えます。
だから、意味は大して変わらない状況と評価できるでしょう。
でも、小銭については紙幣ではないお金、硬貨という意味で使われる場合もあります。
だから、小金にはない意味も持っているということで、そこは一応覚えておいた方がいい部分になります。