カスミソウは「ナデシコ科で小さく白い花を大量に付ける植物のこと。」
「ムレナデシコ」と言い換えると分かりやすい。
レースフラワーは「セリ科で枝先に細かく白い花をまとめて付ける花のこと」。
「ドクゼリモドキ」と言い換えると分かりやすい。
「カスミソウ」の「カスミ」は春霞をイメージした名前です大別すると、宿根カスミソウと群ナデシコの2種類があります。
「レースフラワー」はレースの花柄のように点々と塊となって咲く花のことです。
「カスミソウ」は全体に散る小さな花をつける植物
「カスミソウ」はナデシコ科キプソフィラ属の植物で、白くて小さな花を全体に散らばるように咲きますから、「霞」と付けられています。
開花は6月ですが、切り花は通年で回っています。
生け花によく使われ、色のついた花との取り合わせが多用されます。
花言葉は「清らかな心、無邪気、感謝」などです。
季節で取り合わせる花も違ってくるのも脇役としての「カスミソウ」ならではです。
「レースフラワー」は毒ゼリのこと
「レースフラワー」と優雅な名前がついていますが、セリ科ドクゼリ属の多年草です。
ドクウツギやトリカブトと並んで日本3大毒草の一つです。
園芸種は「レースフラワー」で流通しています。
葉はセリとよく似ているため、食中毒になりやすいものです。
花葉茎の先に5~6個まとまって咲き、レースの花柄の様に見えることから名付けられています。
「カスミソウ」の代わりになる「レースフラワー」
「カスミソウ」は生け花に多用されていますが、「レースフラワー」も「カスミソウ」の代わりとして使われています。
「カスミソウ」は全体に細かい花が万遍なく咲くのですが「レースフラワー」は一見レースを広げたように見えますから、同じ白い花であるため、代わりとして使われます。
最近は白以外の薄紫なども出回っています。
「カスミソウ」と「レースフラワー」とは
「カスミソウ」は春霞の様なイメージのある花です。
ナデシコ科の植物で全体に万遍なく白くて小さな花を付けます。
切り花としてよく使われ、色花との取り合わせができ、季節により取り合わせる花も変わります。
「レースフラワー」はセリ科の植物で花レース模様のように花をつけます。
毒草であるので注意が必要です。
「カスミソウ」似た花になります。