「有難さ」と「有難み」の違い・意味と使い方・由来や例文

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有難さは「形容詞有難いが名詞になった言葉のこと」。

「有難いこと」と言い換えると分かりやすい。

有難みは「有難いという内容のこと」。

「内容」と言い換えると分かりやすい。

「有難さ」も「有難み」も名詞ですが、強いて言えば「有難さ」は「感謝の感情」であり「有難み」は「感謝の内容・価値」のことですが、どちらの言葉も同じ様に使うことができます。

「有難さ」は感謝の気持ち

「有難さ」は「有難い」という形容詞を単に名詞化した言葉ですから、「有難いこと、感謝の感情・気持ち」という意味が強くなります。

「有難さが身に染みる」「有難さを大切に思う」「もっとこのことの有難さを知るべきだ」「あなたには有難さが分かっているのですか」「生きているだけでも有難さを感じる戦場」などと使います。

「有難み」は内容・価値のこと

「有難み」は「有難いことの内容や価値のこと」を言います。

例えば「10万円の特別給付金」は10万円という金額の多さや低所得者には価値があるお金ですから「有難み」があるので、「有難み」とは「内容や価値」のことになります。

「支給されるという有難さを感じると同時に、10万円という有難みも感じる制度だ」などと使います。

「有難さ」と「有難み」はほぼ同じこと

「有難さ」は「有難いという感情のこと」で「有難み」は「その内容や価値のこと」を言いますが、同じようにも使います。

「有難さを感じる・有難みを感じる」は同じに聞こえます。

「有難い」という感情を名詞にしたものが「有難さ」であり、「有難い対象・内容・価値」が「有難み」と考えても使う時にはそこまで考えないようです。

「有難さ」と「有難み」とは

「有難さ」は形容詞「有難い」の名詞で、「有難いこと・感謝」という意味になります。

「有難み」は「有難い対象・内容・価値」のことを言います。

しかし、実際は同じ言葉として使われています。

他の「み」の付く言葉は意味合いに違いがあるのですが、「有難さ・有難み」にはあってもその違いが感じられないということです。

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