生一本は「お酒などにおいて純粋で混じりけがないこと、気持ちが真っ直ぐであること」。
どちらの意味で持つ買っていくので、異なった2つの意味をともに覚えておく必要があります。
生粋は「混じりけが全くないこと」。
要するに、何らかのものに関してそのものであると言えるような場面で使っていきます。
割と見耳にする言葉です。
「生一本」の意味
生一本とは、お酒などにおいて純粋で混じりけがないこと、気持ちが真っ直ぐであることです。
お酒好きの人は前者の意味で使うこともありますが、たいていは後者の意味になります。
気持ちが真っ直ぐであり、特定の物事だけに集中している、気持ちが入っているなどの意味で使っていきます。
でも、そんなに有名な言葉ではありません。
「生粋」の意味
生粋とは、混じりけが全くないことです。
生粋という表現はかなり有名で、いろいろなシーンで見聞きしたことがある人が多いと思われます。
実際、自分の出身などを話すときに生粋という言い方をする人はそれなりにいます。
だから、日常生活においては、そこそこ使用頻度が高いはずです。
自分で使ったことがある人も普通にいるでしょう。
「生一本」と「生粋」の用法や用例
「気持ちがとことん真っ直ぐな、正直な奴は意外と多くいるものだ。
そういう生一本と言える人物を見ていると、なんとなく清々しい気分になってくると言えるんだ。」
「俺は基本的に和食が大好きで、それ以外の食べ物は日頃から口にしない。
そういう部分を踏まえると、生粋の日本人なんだなと思えてくるよ。
食事を見れば明らかだな。」
生一本と生粋はともに混じりけがないこと
生一本と生粋は両方とも混じりけがないと言える状態で使う言葉であり、特定の状況に関してまさにそれであると言えるような意味で使っていきます。
でも、生一本の場合にはお酒においてよく使われる表現ですし、それとは別に気持ちが真っ直ぐであるという意味も存在しているので、そのような部分も一緒に理解しておくといいでしょう。