坊ちゃん育ちは「大事に育てられた結果、世の中のことに関して疎い状況であること」。
どちらかと言えば、悪い意味で使われることがある言葉です。
世間知らずという点を強調する意味の言葉になります。
お嬢様育ちは「大事に育てられた結果、世の中のことに関して疎い状況であること」。
基本的な意味は坊ちゃん育ちと変わりません。
こちらは女性に対して使います。
「坊ちゃん育ち」の意味
坊ちゃん育ちとは、大事に育てられた結果、世の中のことに関して疎い状況であることです。
基本的には男性に対して使う言葉ですが、過保護に育てられた結果、世間に疎くなってしまった、そういう部分を揶揄するような意味で使われる言葉になります。
したがって、こういう表現は嫌味で使われることが割と多いと言えるのでしょう。
「お嬢様育ち」の意味
お嬢様育ちとは、大事に育てられた結果、世の中のことに関して疎い状況であることです。
意味は坊ちゃん育ちと変わりませんが、こちらは女性に対して使っていく言葉なので、そこを頭に入れておく必要があります。
過保護に育てられた結果、世間のことをよく知らない状況になってしまったわけで、こちらもそれを揶揄するような意味合いで使われるのです。
「坊ちゃん育ち」と「お嬢様育ち」の用法や用例
「坊ちゃん育ちの俺は、大人になっても世の中の常識のようなものが理解できない。
普通の人たちはこういう部分を子供のころから身に付けていくのだろうが、俺の場合にはそういう機会が乏しかった。」
「どうしてもお嬢様育ちの子は他の人たちと感覚が違う。
したがって、こちらとしても戸惑う場面が結構あるんだよ。
本人はいたって普通の感覚でいるつもりなんだろうが。」
坊ちゃん育ちとお嬢様育ちはほぼ同じ意味の言葉
坊ちゃん育ちとお嬢様育ちに関しては、意味はそこまで変わりません。
両方とも子供のころから大切に育てられた結果、世間の事情などに関して疎い状況となってしまうのです。
だから、他の人たちとはちょっと感覚が違うと言える面があります、男性、女性という違いはあるものの、基本的な意味としては同じなので、そこは覚えておきましょう。