「鋭敏」と「明敏」の違い・意味と使い方・由来や例文

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鋭敏は「感覚などが非常に鋭いこと」。

何かにすぐ気付く、感じやすいなどの意味で使われる言葉です。

感覚が人並み以上のケースで使用すると言えるでしょう。

明敏は「頭の働きが鋭くて、さらに素早いこと」。

鋭敏よりは具体的ですが、使用できる場面はそれだけ限定されます。

鋭敏よりもややマイナーな言葉になると思われます。

「鋭敏」の意味

鋭敏とは、感覚などが非常に鋭いことです。

人一倍感覚に優れているので、通常気付けないことなどに気付くことが可能となります。

だから、他人よりも感覚の能力が高いということで、こういった部分が役に立つこともあるでしょう。

例えば、危険を察知する際にはこういう能力は特に有効に作用するのではないかと思われる状況です。

「明敏」の意味

明敏とは、頭の働きが鋭くて、さらに素早いことです。

頭の働きに対して使っていくので、そこは非常に特徴的と言えます。

感覚が鋭いとは少し違う意味ですから、鋭敏との違いは見分けやすいかもしれません。

でも、頭の働きも感覚の1つではあるとは思われますが。

鋭敏と比較すると、明敏についてはそこまで有名な表現とは言えないでしょう。

「鋭敏」と「明敏」の用法や用例

「俺はかなり鋭敏な面があって、他人が気付かない物音などに気付くことができる。

ただ、そういった部分のおかげで落ち着かないようなシーンも普通にあるのだが。」

「頭の働きが鋭い、まさに明敏な人間がいると困ったときには助かるな。

すぐに解決策を思いつくことができるから。

組織にとっては重宝する人材と評価できるだろう。」

鋭敏と明敏については意味は似ている

鋭敏と明敏については、ともに感覚が鋭いという意味で使っていきます。

そのため、両者は似たような面を持っている言葉と評価できるのです。

ただ、明敏については頭の働きが鋭いということで、使用できるシーンは限定されますが。

鋭敏はもっといろいろなシーンで使うことが可能なので、両者はそういう部分で一応の違いがある状況です。

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