プルーフは「動かせない証拠のこと、証明が出来る証拠のこと」。
「証明」と言い換えると分かりやすい。
エビデンスは「証拠、資料、確かに残るもののもの」。
「証拠」と言い換えると分かりやすい。
「プルーフ」は確かな証拠のことで、それがあれば証明ができるもののことです。
「エビデンス」は証拠と訳されますが、業界が異なると意味が少し変わる言葉です。
「プルーフ」は確かな証拠のこと
「プルーフ」は事実に裏付けされた証拠のことを言い、覆すことができない確かな証拠という意味です。
例えば買い物をして、あるものを買ったという事実があっても話しだけでは信用できませんが、「レシート」があれば時間と場所、どのレジでだれが受け付けたか、何をいくつ買ったか、現金はいくら支払ったか、お釣りはあったかなど詳しい証拠となるのです。
「エビデンス」も証拠
「エビデンス」は業界により意味が少し変わる言葉です。
ビジネス用語としては「訪問履歴、議事録、実績」など、医療では「医学的に証明されたこと」、金融では「本人確認書類、通帳など」、それぞれ微妙に使い方が異なります。
共通することは過去のことが検証できることです。
「プルーフ」の様な確実なものではなくとも、事実が確認できるものであればよいと思われます。
「プルーフ」は「エビデンス」より強力な証拠
「プルーフ」は動かせない強力な証拠のことですから、「エビデンス」の様な「プルーフに近い証拠」とは異なります。
「エビデンス」は「事実であること」の証拠であっても「決定的な証拠」ではないのです。
例えば「訪問歴」は確たる証拠の様に思われますが、後で改ざんは可能となり、「動かせる証拠」なのです。
ただ、医学的証拠や本人確認書類、通帳などは「プルーフ」と言ってもよいかも知れません。
「プルーフ」と「エビデンス」とは
「プルーフ」は動かせない証拠のことです。
発行された「レジシート」の様なものを言います。
「エビデンス」は業界により使い方が少し異なりますが、事実を確認できるものになります。
改ざんの恐れは残りますが、証拠と言ってよいものです。
「プルーフ」はまた、「校正刷り・ゲラ」「試験・検査」という意味もあります。
形容詞として使う場合は「耐えられる、検査済みの」となり、動詞では「試験する、校正する」などになります。