「焦る」と「褪せる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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焦るは「思い通りの状況にならないためにイライラすること、じりじりすること」。

通常とは違う精神状態において使いますが、早くなんとかしないといけないといったイライラする気持ちの面が特徴です。

褪せるは「日光にさらされるなどして、元の色が変わる、薄くなるような状況のこと」。

基本的には太陽の光で変色するケースで使う言葉になります。

「焦る」の意味

焦るとは、思い通りの状況にならないためにイライラすること、じりじりすることです。

自分が想定した、望んだ状況に早くなってほしいのに、なかなかそうならないと言えるシーンで使っていきます。

不安の気持ちなども入っており、焦る状況というのは精神的にはかなりマイナスな状況になっていると言えるのです。

かなり有名な言葉になります。

「褪せる」の意味

褪せるとは、日光にさらされるなどして、元の色が変わる、薄くなるような状況のことです。

褪せるという状況は特定の条件下において起きうる自然現象です。

色褪せるという言い方をする場合もあります。

意図的にこれをやる人はあまりいませんが、知らないうちにそうなってしまっている可能性はあるでしょう。

また、具体的なもの以外に対しても使うことができます。

「焦る」と「褪せる」の用法や用例

「本当ならば、この時点で1校くらいは受かっているはずなのだが、まだ1校も合格していない。

この状況は完全に想定外で、焦る気持ちが生まれてしまうんだよな。」

「漫画を直射日光が当たるところに長い間置いていたら、表紙の部分が褪せる状況になってしまった。

もっと別の場所に保管しておけばよかったなと今更ながら思う。」

焦ると褪せるは違う場面で使う言葉

焦ると褪せるについては、全く違う場面で使用していく言葉と言えます。

焦るは思い通りの状況にならないことに対してイライラする状況で使います。

褪せるは日光が当たるなどの理由で、元の色が薄くなるといったシーンで使います。

したがって、両者はこういう明らかな違いがあると言えるのです。

だから、基本的には混同することはまずないでしょう。

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