孤軍奮闘は「孤立した少数の軍勢のみでしっかりと戦うこと」。
少数の軍勢でしかないのに、結果的に割と頑張っている、よく戦っていると言えるシーンで使用する言葉です。
孤立無援は「頼る存在がいない状況で、一人ぼっちで奮闘しないといけないこと」。
何らかのピンチに際して、頼る者がいないために自分でなんとかしないといけない、厳しい状況で使っていく言葉です。
「孤軍奮闘」の意味
孤軍奮闘とは、孤立した少数の軍勢のみでしっかりと戦うことです。
明らかに軍勢としては少ない、戦力的に足りないと言えるような状況で戦っていくときに使います。
基本的に他に助けてくれる存在もいないですし、戦況は相当悪い状況が予測されます。
これはそれなりに有名な言葉であるため、知らない人はほぼいないと思われる状況でしょう。
「孤立無援」の意味
孤立無援とは、頼る存在がいない状況で、一人ぼっちで奮闘しないといけないことです。
何らかの戦いをしているシーンにおいて、頼れる存在が自分以外ほぼおらず、自分一人でなんとかしないといけない状況で使っていきます。
ただ、戦い以外の場面でも使うことは可能なので、意外といろいろなシーンで使用できると言えます。
助けが全くない点がポイントです。
「孤軍奮闘」と「孤立無援」の用法や用例
「この仕事は非常に大変だが、周りの人間も自分の仕事で精一杯の状況であり、助けてくれる人はいない。
したがって、なんとか孤軍奮闘でやっていくしかないんだ。」
「この会社で俺は完全に孤立している。
したがって、基本的に俺の味方になってくれる人はいないし、いざというときに助けてくれる人もいない。
孤立無援という状況なわけだ。」
孤軍奮闘と孤立無援は同じような状況を表している
孤軍奮闘と孤立無援はともに周りで助けてくれる人がいない、自分1人でなんとかしないといけないというケースで使っていく言葉です。
したがって、こういった表現は同様のシーンで使うことが想定されますし、意味は大して変わらないと評価できるはずです。
どちらもそれなりに有名な言葉になるため、意味はちゃんと理解しておきましょう。