「角膜炎」と「結膜炎」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

角膜炎は「黒目の一番表面にある薄い膜が炎症を起こす病気のこと」。

「黒目」と言い換えると分かりやすい。

結膜炎は「瞼の裏から白目に掛けてある薄い膜に炎症が起きる病気のこと」。

「白目」と言い換えると分かりやすい。

「角膜炎」も「結膜炎」も目の表面を保護する膜に炎症が起きるものです。

放置すると失明のリスクがあります。

「角膜炎」は黒目の病気

「角膜炎」は黒目の表面にある角膜が何等かの原因で炎症を起こすことです。

ゴミが入ることやコンタクトレンズの使用により傷をつけてしまい、そこから細菌が入り炎症するという角膜細菌性感染症になることもあります。

またコンタクトレンズを使い続けてカビ菌が入る真菌性のもの、その他角膜ヘルペス、アメーバ角膜炎などがあります。

「結膜炎」は白目の病気

「結膜」はまぶた裏から白目に掛けてある半透明膜です。

炎症を起こすと目が赤く見えます。

原因は様々で、種類も多く、細菌性、ウィルス性、流行り目の流行性、子供が掛るプール熱、ウィルスで急激に起きる急性出血性、花粉などによるアレルギー性結膜炎などがあります。

慢性になると数年も続くことがあります。

急性のものが完治せずに慢性化するということです。

「角膜炎」と「結膜炎」では「結膜炎」が多い

「角膜炎」と「結膜炎」が同時に起きるケースもあります。

特にコンタクトレンズを適正に使用しなかった場合に起きますが、病気としては圧倒的に「結膜炎」なのです。

アレルギーや子供のプール熱によるもの、など集団発生が問題になることがあります。

「結膜炎・角膜炎」は目にまつげを付けることや逆さまつげなどでも起き細菌が入りやすくなります。

「角膜炎」と「結膜炎」とは

「角膜炎」は黒目の病気です。

角膜は黒目を蔽う透明膜のことで、産金や異物などにより炎症を起こして発症します。

目は充血し治り辛いこともあります。

「結膜炎」は「角膜炎」に比較するとずっと多い病気で、白目の回りやまぶた裏の半透明膜が炎症を起こすものです。

原因は様々で、慢性化すると数年と長引くことが有ります。

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