「堅甲利兵」と「千軍万馬」の違い・意味と使い方・由来や例文

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堅甲利兵は「非常に強い兵力を備えている状況であること」。

特定の国などにおける兵力が非常に優れている、万全であると言える状況で使っていく言葉です。

千軍万馬は「多くの軍兵と軍馬がいる状況のこと」。

要するに兵力が非常に豊富であるという意味で使うことができ、こういった部分から、堅甲利兵と同じ意味の言葉であると評価できると思われる状況なのです。

「堅甲利兵」の意味

堅甲利兵とは、非常に強い兵力を備えている状況であることです。

単純に兵力が優れている、多く存在していると言える場面で使っていく言葉になります。

そのため、軍事関連のシーンで使用する可能性が高いでしょう。

そういう意味では、日常生活で使用する言葉ではないので、多くの人たちにとってはどうしても馴染みを感じづらいと言える面があると思われるのです。

「千軍万馬」の意味

千軍万馬とは、多くの軍兵と軍馬がいる状況のことです。

つまり、戦力がそれなりに充実している状況を表しているので、堅甲利兵との違いは非常に微妙と言えるでしょう。

でも、こちらについては馬も含むため、そこは特徴的であると言えると思われますが。

それに馬を含む時点で、やや昔の時代における戦力の数え方において使う言葉という言い方ができるでしょう。

「堅甲利兵」と「千軍万馬」の用法や用例

「我が国は堅甲利兵と言えるほどの軍を備えている。

仮に自国が攻められることがあったとしても、これだけの軍があれば、返り討ちにしてやることができるのではないか。」

「昔は戦と言えば、馬も重要だった。

したがって、軍兵と軍馬が充実しているケースにおいては、戦の勝利は堅かっただろう。

千軍万馬こそが理想だったんだよ。」

堅甲利兵と千軍万馬は同じような意味の言葉

堅甲利兵と千軍万馬はどちらも軍の中身が優れているという意味の言葉になりますから、意味は似ています。

でも、全く同じではありません。

堅甲利兵は兵力が優れている状況であり、やや漠然とした意味となっています。

でも、千軍万馬は軍兵と軍馬が優れている状況なので、条件がちょっと限定されます。

こういった部分で違いがあるのです。

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