面目一新は「世間に対する体面や評価がいい方向に変わること、外見などを一新すること」。

どちらかと言えば、前者の意味で使われやすいです。

特定の人の評価ががらりと変わるような瞬間に使っていきます。

面目躍如は「それなりの活躍をしたために、世間に対して顔が立って生き生きとした様子であること」。

自分としては責任を果たしたとか、やるべきことをやったと思えるシーンで使っていきます。

「面目一新」の意味

面目一新とは、世間に対する体面や評価がいい方向に変わること、外見などを一新することです。

どちらかと言えば、前者の意味で使うことが多いと思われます。

それまでとは違う評価を受けること、世間が手のひら返しをするような状況を想像すると分かりやすいでしょう。

こういう状況は現実的に十分にありえると言えるはずです。

「面目躍如」の意味

面目躍如とは、それなりの活躍をしたために、世間に対して顔が立って生き生きとした様子であることです。

その人が本来果たすべき責務を果たした、役割をきちんとこなしたと言えるようなシーンで使っていく言葉です。

面目躍如という表現はかなり有名なので、知っている人も多いでしょうし、割と使いやすい表現と評価できます。

「面目一新」と「面目躍如」の用法や用例

「この選手は今までチャンスで何度も凡退してきたから、世間の風当たりが強かったものの、今回見事にサヨナラヒットを打ったことで、完全に面目一新となったと言えるだろう。」

「私が担当したプロジェクトはとりあえず成功したと言えそうだ。

世間の評判も上々で、消費者には満足してもらえたと思う。

まさに面目躍如と言える状況だろう。」

面目一新と面目躍如は世間の評価に関する言葉

面目一新はそれまでとは世間の評価が変わること、いい方向に向かうことという意味です。

面目躍如は世間がきちんと評価してくれそうな活躍をしたという意味です。

したがって、両者は世間の評価が1つの基準になっていると言えます。

でも、面目躍如はかなり有名な表現ですが、面目一新は知らない人もいそうで、そこは違いになると言えます。

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